一生思春期。

1987年と7月11日が大好きなブログ。

乃木坂46がほかの48と違う理由


AKBの公式ライバルになってください。


このスローガンが掲げられ、乃木坂46のオーディションが行われた。

集まったメンバーはこんな堂々としたスローガンに反して、少し気の弱そうなお嬢様っぽい女の子たち。


当時AKBは全盛期で、この子たちが勝てるわけなんかないと思っていた。
この世界に勝ち負けがあるのかはわからないが、乃木坂はたしかにアイドル業界にきちんとした居場所を作った。


会いたかったかもしれない。

この曲はデビュー曲「ぐるぐるカーテン」のカップリングである。これを聞いたとき、結局AKBの後を走るだけの子たちになるんだなと思った。予想は裏切られた。


スカート長め。あまり過剰な水着演出もない。大人しい子も多い。人々はAKBを公立の共学にたとえ、乃木坂を私立の女子高と見立てた。

徐々に人気が出てきて、オリコンシングルでもAKBまではいかないが、他の支店などを脅かす存在に十分なっている。


だが、私にはなぜ人気が出るのかわからなかった。乃木どこも最初から見てお披露目会では高山さん面白いと思ったし、真夏面白い、いくちゃん吹っ切れてていいなとも思っていたのだが、アイドルとして応援する対象にはならなかったのだ。

理由はアイドルっぽくないから。

なぜこの子たちが今までのアイドルとは違うのか、私はすごく気になって乃木坂のドキュメンタリーを見に行った。


そして、わかった。
この子たちはアイドルになりたくてなった人たちではなく、手段としてアイドルにならざるをえなかったのだ、と。

あまり詳しくは言えないが、今回のドキュメンタリーでは彼女たちのデビュー前に触れる場面がある。

白石、橋本、生駒、西野などは逃げ場として乃木坂にくるしかなかった。

だから、彼女たちは既存のアイドルをあまり知らずして、アイドルになりえたのだ。

はじめての歌舞台はAKBのリクアワであった。
そこでキャプテンである桜井が放った一言
「入るまでリクアワとか知らなかった」
桜井はこの中では本物のお嬢様学校に通っていながらも、乃木坂の中に多いネガティヴでもなく、1番普通の感覚の持ち主であろうと思った。AKBの中でリクアワはかなり大大的なイベントも知らなかった。その子達がライバルになれと言われても、違う路線に行くのは納得であった。

私は「せっかちなかたつむり」という曲を聴いて非常に驚いた。全員素直に歌っているのだ、まるで音楽の授業かのように。

昔からピアノを行い、ドイツで生まれた生田などはアイドルの歌い方ではなく綺麗な歌い方をする。

AKBは柏木由紀指原莉乃小嶋陽菜を代表としてハロプロに憧れ、アイドルになった人たちが多い。いわば、真逆なのである。どうすればファンが喜ぶか、アイドルの歌い方しかできないのである。

AKBとは真反対。
だからこそ、ライバルになりえたのだ。


また、松村沙友理はその中でもアイドルになろうと来た珍しいメンバーであり、その差からプリンシパルでのメンバー内での言い争いの場面も収められている。
松村のスキャンダルの際、若月のスキャンダルの時も、誰も声を荒げることなく、ただただ受け止めることしかしないグループ。だからと言ってそれを認めるわけではなく、いつも通りうまく接することはできないグループ。

全員が不器用なグループだし、だからこそ応援してみたいなと思った。

その不器用さこそが乃木坂の魅力であり素直さを生み出してるんだなと思う。

センターになればアンチが怖いから嫌だと泣く、そんな自信がなかった子たちが成長していく姿を見守ることができるグループなのである。


みなさん、自信をつけた生駒にセンターが戻ってきた「太陽ノック」絶賛発売中らしいですよ。